インドでの新婚生活
私たちはインドで新婚生活がスタートしました!
海外赴任辞令→プロポーズ→夫単身赴任→入籍→結婚式→帯同
会社ルールがあって、夫が赴任してもすぐに帯同出来なかったのでこんな流れ。
そんな話を他企業の新婚の方としたところ、『うちもそうだよ~』と言っていた。
夫婦で海外生活に不慣れだと、生活が破たんしかねないという会社の判断なのか?
噂によると過去に夫の海外赴任と同時に帯同し、離婚してしまった人もいたとかいないとか・・・
私が帯同したのは、夫はインド赴任して1年ちょっと経った頃?(曖昧)
当時の私は、全く英語が話せない(今もだけど)&海外経験も全然なく、不安からなんでも夫に頼りきりで、少なからず夫はストレスだったと思う。
初めの頃は部屋から一人で出ることが怖くて、買い物もいつも夫と二人で…といった感じでした。
しかし1~2カ月もすれば一人でスーパーに行けるようになり、今では週1で一人ランチ・週数回の一人ショッピング、そしてインド人とバトル!…大抵のことは一人で出来るようになった✨
日本では機械の力を借りて家事が出来るが、そんなものインド(の我が家には)無い(掃除機、食洗機がないので手作業多め。TVも見ないので娯楽少なめ。)
今まで母任せにしていた家事をこなすだけでも精一杯なのに、掃除、洗濯、料理・・・日本のやり方が通用しない場合もあるんだからそれはもう大変。表記とか全部英語で目が回った。
そんな私を見て、夫が家事を手伝ってくれることもしばしばあった。(今は私一人で大分出来てるけど!)『メイドを雇ってないから二人でやらないと!』と励ましてくれて、結構救われた部分もある。
夕飯の買い出しだが、欲しい材料が売っていなかったりする。
『食事を作る』という行為が、ものすごくハードルが高い。
家事初心者にして、いきなり
『インドのスーパーにあるもので料理作り~~~~!』
という、バラエティ番組の企画にありそうなものが毎日待ち受けている。
幸いなことに料理好きで、割とすぐに献立が思い浮かぶから苦ではないけど(大したものは作れないけどね💦)家事を今までしてこなかった人には難しい。
外食で済ませようと思うと、美味しくないし、胃もたれ起こしたり、たまに当たる(笑)あと、飽きる…。
高級なホテルご飯は、身の程に合わない気がしてあまり好きじゃない💧
いくら夫と言えど、血のつながりのない他人(言い方冷たいかw)なわけで「二人でインドで暮らしてくださ~い!」って、冷静に考えたらかなりハードル高いよね(;´∀`)
好きで結婚してたって、今まで住んできた環境・考え方が全く違う二人だから、合わない部分も当然あります。当たり前。日本で暮らしたって意見の違いでぶつかるのが常だと思う。それなのに
インド(カオス&トラブル)+慣れない家事(日本より手間多め)+友達も家族も傍にいない+共同生活=わ~\(^o^)/!!!
私たちもケンカすることはあったけど、なんだかんだで普通に日本で暮らすより協力し合って生活している気がします…というか、自然と協力体制になる!インドの過酷さがそうさせる!ケンカしてる場合じゃないから!!笑 文字通り、二人三脚生活が大事!!!
インドにいて頼れる存在って、結局お互い(夫婦)しかないんですよね。ここで仲間割れしたら、お互いに生活が困難になっちゃうからね(;´∀`)
インドで生活して、協力し合って、まるで戦友。お互い、よく頑張ったと思う。私は1年もいなかったけどw
新婚でインドに来るのを躊躇っている奥さんがいたら、『まずはインドに来てみて!!!』って言いたい。
周りは言うんです。『インドは危ないよ?』『インドは汚いし、すぐにお腹こわすよ?』『新婚なのに大丈夫?』
でもそれを言うのは決まってインドに来たことない人たち。実際来てみないと分からない事ってたくさんある。インドに来ることをせず「自分は無理だ…」と決めつけてしまうのは非常に勿体無いと思う。
新婚だと子どもがいない場合も多いだろうし、それなら最低でも自分のことだけやればいいんだから、難しいことも少ない。案外、どーにかなる(°▽°)
■インドは危ない・汚い→いつも車移動だからあんまり関係ない
■すぐお腹壊す→そう簡単には壊さないから大丈夫
■新婚だけど…→二人で協力し合えばいいじゃない!
↑私的にはこんな感じ。
もしも生活する中で『もう嫌だ・無理だ』って思ったら・・・帰ればいい!!
私はいつもそのモチベーションでいたし、親から「嫌になったらいつでも帰っておいで」と、航空券代を持たされてインドへやってきました(ここだけの話)
でも実際に夫婦でインド暮らしをしてみたら、ありえないくらい楽しかったです。インドに来て良かった。
もちろん、楽しさだけじゃなく辛いことも沢山あったけど、夫がいたので乗り越えられたかなと思う(…とか言って一時帰国したけどw)
インド生活が終わろうとしている今『私たちなら、この先何があってもどうにかなりそう。』と変な自信がお互いに付きました!よかった!
インドで新婚生活を送ることが出来た、このチャンスに感謝~!