映画『パッドマン』を見た感想
映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ
※この記事は若干のネタバレが含まれるかもしれません!
日本で公開されたばかりの映画
『パッドマン 5億人の女性を救った男』
見に行ってきました('ω')ノ
ボヘミアンラプソディを見に行った時に広告を見て気になったのと
生理ちゃんの作者、小山さんが試写会に行ったとの事で
(この漫画は泣けるし笑えるし深いし最高に面白いのでおすすめ)
益々気になってしまい、一人でレディースデーに行ってきました。
平日&朝1番の回だったにも関わらず、40人くらいは来ていたので驚き!!
9割くらいが女性。30~70代位の方がいました。
日本でも関心の高い映画なのだと思われます。
【あらすじ】
インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用ナプキンが買えずに不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救うため、清潔で安価なナプキンを手作りすることを思いつく。
研究とリサーチに日々明け暮れるラクシュミの行動は、村の人々から奇異な目で見られ、数々の誤解や困難に直面し、ついには村を離れるまでの事態に…。
それでも諦めることのなかったラクシュミは、彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり、ついに低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明する。
農村の女性たちにナプキンだけでなく、製造機を使ってナプキンを作る仕事の機会をも与えようと奮闘する最中、彼の運命を大きく変える出来事が訪れる――。
(HPより)
映画の中で
インドでは生理中の女性は家に入ること
男性に触れる・触れられること(肩を叩いて呼ぶなど)は
許されず、ベランダのような場所で生活する様子が描かれていました。
また、生理用ナプキンは55ルピーで売られており
一般的な家庭では高価で買うことが出来ません。
(夫が買って妻にプレゼントするも「宝くじでも当たったの!?」と言っています)
お金がない人は、古く汚いぼろ布を使用するしかなく・・・
それが原因で、病気や不妊になってしまう人もいるそうです。
最後はハッピーエンドになるのですが
色々と考えさせられる映画でした。
あっという間の、約2時間半でした。
…あまり書きすぎるとネタバレになってしまうので
以下、インド映画を見て思うことを書きます(^ω^)
インド映画って
インド要素のすべてが詰め込まれていて面白い!!
宗教観
玉ねぎは紫(笑)
人間と動物が共存している
男性、女性の在り方
…ほかにもたくさん!
インターネットや本の情報より
映画の方が、インドという国がイメージしやすい
どんな国なのか、人々はどんな性格なのか
非常にわかりやすくまとまっています
映画を見て
懐かしい気持ちと、インドってやっぱり良いなぁ~って気持ちと
でもやっぱりカオスすぎるという気持ちでいっぱいになりました(;´∀`)
上映時間は長いけど
内容は非常に分かりやすいので
私のような映画がニガテな人にもピッタリ♪
面白そうなインド映画があったら
また見に行こうと思います('ω')ノ
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映画『パッドマン』を見て思った事。
女性は男性より下に見られることもある
精神的に傷つけられることもある
生理があって、妊娠・出産と
肉体的にも金銭的にも負担がある
でも、そんなことを思った時、
劇中でたくさんの女性がサリーを着て、笑顔で踊るシーンがあって
女性的な差別を受け入れる強さ
伝統や宗教観、目上の人を大切に思う心
辛いことがあっても笑って、踊る姿
インドの女性って凄い。
(あと、サリー可愛い)
伝統を守ることは素晴らしいですが
良くない伝統は廃止すればいいと思います
男性と女性が平等な立場で、生きていけたらいいですね
一日でも早く
インド国内の女性全員が、清潔な生理用品を使える日が来て欲しいと思いました。
少しでも病気になる人、不妊になる人が減りますように…
【ひとことつぶやき】
…ラクシュミさんが生み出した生理用品、どんなものかお目に掛かりたかった。
(スーパーとかには売ってないのかな?)
osakesukikogu-tara.hatenablog.com
↑人には聞きづらい、インドの生理用品事情についてまとめてます。
過去記事貼っておくので是非^^