ぐうたらな毎日をお送りします。

~ インド駐在妻編 ~

半年で成長したわたしの英語。

インドに来て、早いもので半年が経過。

当たり前だけど、初めはひとりで出来ない事が本当に多かった。

でも、半年経って出来る事が増えた。

そんな私の成長をここに綴りたいと思います(誰得)

 

英語

一ミリも出来なかった。どのくらい出来ないかと言うと、インドに来てから初めて『箸』を『チョップスティック』だと知った。

『Hashi(英語訛り風に)』だと思っていた。本気で。人前で間違う前に気づけて良かった。

しかし、これらを全く恥ずべき事だと思っていない。

今まで海外に全く興味が無く、自分には関係ない事だと思って英語なんてまともにやってこなかった。一生、日本から出る気持ちは無かったから。(旅行も含めて)

英語=テストのために勉強するものだったから、全く身に付かずここまで来たのだ。

 

実際、日本に住んでいる日本人の英語が話せる人なんてどれだけいる?

日本で暮らしていて英語が話せなくて困ることがあるだろうか?

英語が話せる人は、海外に興味があるとか、英語を話す機会が多いから話せるわけで、そうでなければ(海外に興味が無い、海外旅行しない、外国人と話す機会が無い)話せないのが普通だと思う。

なので私のような人は日本なら普通!海外にいるから『英語が話せない=えっ、ちょっと…』と思われるだけで、日本にいたら当たり前なのだ。なんという開き直り。

 

そんなレベルなのでいつも夫を頼りにしていて、全部夫頼みだった。

英語で話しかけられるとすぐに夫の方を見て通訳をしてもらったし、言いたいことは全て夫から言ってもらうのが当然で、一人の時ならカオナシのように「ア…ア…」しか言えなかった。

 

そして、半年が経った現在。

一人でカフェにいき、すんなり注文もできるし

レストランで「ケチャップちょうだい」「スプライトある?一杯ください」と要望を自分で言える

買い物では「コレの新しい在庫はある?ここの汚れが気になるから~」「セールの棚ってここだけ?」と聞ける(笑)

スーパーでも「これの別パッケージってある?黒いやつなんだけど~」と探し物について尋ねる事も出来る

なんとなくだが、夫とドライバーの会話も通訳なしで理解できる

この間はお釣りをちょろまかそうとした店員に文句も言えた

 

周りの人には笑われるかもしれないような内容だが、初めの頃の私からしたらありえないほどの成長具合である。

もちろん立派な英語になっていない(完全な出川English)だけど、一応相手には意図が伝わるようになったし(初めの頃なんて一生懸命話しても通じない事の方が多かった)この調子で頑張るぞ~といった感じである。

 

語学学校にも行かず、99%ボッチ&引きこもりなのにどうしてここまで変われたのか?

 

①プネ時代のドライバーの存在。

彼はとてもお喋りで、全然英語が出来ない私にも気にせずガンガン話しかけてきた。

そんな彼にキチンとした返答が出来ず申し訳なく思い、「I can't speak English.」と言ったことがある。すると

そんなこと気にしないで!練習!練習!マダムだって初めから料理をうまく出来た訳じゃないだろう?練習して上手くなったんだ。英語も一緒。間違えていい。どんどん話すんだ。」みたいな感じで励ましてくれて、本気で泣きそうになった(笑)

そこからは間違えても、明らかに変であろう文章でも『なんでもいいから言葉を出す(話す、というよりは出すという表現が合っている)』努力をするようになった。

 

YouTube

英語に一ミリも興味が無かった私が、なんと英語のチャンネルを見るようになった。

日常会話の動画を見るのが好き。英語ってこうやって話すんだな~と気づく。しかし、それを普段の生活には生かせていない。

 

③街中で会話を聞く

外国人はどんな風に会話をしているのか?これを盗み聞きすること(笑)

「May I help you?」これに対しての答え方が「ノープロブレム。」だったことに偉く感動した。学生の頃習ったのは「ノーセンキュー」だったから…。

また、飛行機の席で自分が窓側の席。しかし手前に人が座っていて立ち上がってほしい時。

「エクスキューズミー」と言ったら「Sure!」と言われたのにも感動した。「オッケー」じゃないんかい、みたいな。

なんかそういうかっこいいフレーズを知れると勉強になる。

 

 ④とにかく話してみる

簡単なようで、これが一番難しい・・・。でも少しずつ頑張ってみた。

初めのうちは自分で欲しいものを探してカゴに入れていたが、最近は店員に話しかけるようにしている。

自分で商品探すんじゃなくて店員に教えて貰ったり、高い位置にある商品を取ってもらうとか。コミュニケーションをとるようにする。

あとは、夫と英語で話すゲームをしたりも。それで『ここはこう言った方が良いよ~』とか教えてもらう。結構勉強になるのでありがたい。

 

そうしているうちに人と話しながら(言葉を発した後に)「今こうやって言えばスマートに言えたかもなー」と自分で気づくことも増えてきた。すごい。

 

最も大切なことは『度胸・行動力・恥じらいを捨てる』これに限る!

私は以前、ハワイのスタバで現地人に英語が話せないせいで意地悪をされた経験があって、そこから英語苦手が加速していたけど…インドにきて勇気を貰えた。

インド人は優しい。へたくそな英語でも笑う人なんていない。それどころか、一生懸命くみ取ろうとしてくれる人ばかりだ。

インドに来て良かった!!

 

 
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