インドの動物園へ行ってみたら…
先日、夫から「動物園あるらしいんだけど行ってみる?」と提案がありました。
私は生粋の動物園好きで、国内旅行や海外旅行では必ずと言っていいほど動物園に行っています。
特に海外の動物園は、日本とは違い間近に動物が見られるということもあって『インドの動物園』と聞いただけで胸が高鳴ります( ̄▽ ̄)
海外の動物園に行った事が無い方もいらっしゃると思うので、軽く写真混じりに紹介します^^イメージしやすくなると思うので!
有名なシンガポールの動物園『ナイトサファリ』
夜の動物たちの生態が見られるという、日本ではなかなか味わえないシチュエーション!!
園内をバスや徒歩で移動していきます。
入り口ではファイヤーダンスショーを見る事が出来ます。
ちなみにこの辺りでは虫よけのニオイがプンプンしています。このニオイ好き!
園内でも楽しいショータイム!
(日本では見たことのない動物を背負ってお兄さんが客席に現れたりします)
珍しい『バク』も見る事ができます。
写真には無いですが『入るのは自己責任』的なエリアがあって、巨大コウモリが放し飼いだったりするデンジャラスな展示もあります。
(※場合によってはこっちに向かって飛んでくるよ😊)
一方、ハワイのホノルル動物園は…
綺麗な青空に緑が良く映えますね~!
ゾウ・キリン・ライオンといったメジャーな動物をはじめ、私の大好きな爬虫類も種類豊富に展示されていてとっても良い動物園です。
園内は緑が豊富で散歩しているだけで気持ちいい♪
広さも程よく、2~3時間で園内全てを周りきることができました。
放し飼いのクジャクがいたり、自由な感じが素晴らしい!
こんな感じで海外の動物園には良い思い出しかありません^^
では、早速インドの動物園についてご紹介します♪
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まず、車を降りて動物園前で物乞いのぼうやに腕引っ張られて捕まるよ(^^)/♪
表情変えずに無視するも付いて来られる。
=動物園の外観や記念撮影などしている余裕はない。
気を取り直して入場料を払います!
カウンターが出口の方に設けられている。(謎)
…まぁ、そこはいいか。
チケットを買える順番になりました^^確か一人 数十ルピーだったよね♪
係員「はい、二人で300ルピーね。あ、あと
カメラ持ってるからプラス50ルピーな。」
外国人に対するぼったくり開始。
夫「え!?350ルピー?!?!?!?!?!?」
しかし係員、無言の圧力。
(´◉◞౪◟◉) つべこべ言わずにさっさと払えや。
仕方なく払いました。チケットではなくレシートを渡されます。
これ、めちゃくちゃ大事なので絶対に園内から出るまで保管しておいてください。
入場すると案内があります。
まずは左に行くよう、我が家のドライバーからアドバイスがあったのでその通りにします。
サルが展示されていました。
※インドでは道端で見かけるやつ
でかいミドリガメが展示されていました。
※日本の池に無限にいるやつ
いろんなヘビが展示されていました。
※普通のヘビしかいない
要約すると
その辺で見れる動物しか展示されていない。
それなのにね、
場所によっては、ただのカメとかに30人以上が群がって見ています。
(ココは比較的空いていたエリア)
しかも度々歓声が上がるほどの盛り上がりっぷり。
「うおーーーーー!!!カメだー!!!!すげぇーーー!!!!」
と彼らは言っているのだと思います。上野動物園のパンダエリアかここは。
次から次へとインド人が押し寄せてくるため、落ち着いて見ることが出来ません。
良くて20秒くらいでしょうか。
動物よりインド人の方が多い。
私たちインド人を見に来たんだっけ?という錯覚すら覚えますね。
インド人は写真撮影が大好きなようで、このフォトスポットもなかなか空きません。
水飲み場。
共用の銀コップが置いてありますが、皆さん口を付けずに水を飲んでいました。
浄・不浄の考えについて間近に見ることが出来ました。
緑が多く、自然豊かです。軽く森です。
茂みを見てみると、インド人の家族が至る所でピクニックをしています。
こうなると動物よりもインド人観察になってきてしまいます。
まあ気を取り直して…
軽い登山かな☆って感じの階段を降ると、鷲?鷹?がいます。
しかし、めちゃくちゃ檻が大きいためよく見えません。
湖のような池のような…不思議な光景。
前にいるおじさんの腕に何やら変な液体が落ちてきました。
なんとこれ
カラスのフン(推定)
しかもそれを冷静に手すりに擦り付けるおじさん。
怖っ。なにこのトラップ。
そんなこともあって色々と疲れたため、この登山エリア(勝手に命名)で他の動物を見るのはやめました。
(段差とインド人と変な出来事多すぎるわ。)
夫「この動物園は広いから園内バスに乗って周ろうか。チケット売り場を探そう。」
日頃の運動不足が祟って足腰 弱子である私にとってこんな朗報はありません。
(^ω^)…。o 〇(バス移動…座ったまま見られるぞ…しめしめ。)
チケット売り場らしきものに並びます。
すると数名の客がめちゃくちゃに売り場係員に対してぶち切れ始めた。
※全てヒンディー語の為内容不明
そのうちに並んでいる客全員(私たちを除く)が窓口に対して怒鳴るようになった。
どうやら係員が
「今から俺たちお昼ごはん食べたいから窓口閉めるわ~。あばよ!」
的なことを言っている模様。
しかしその時の時刻は12:45頃。ランチタイムは本来13時。
てか、係員の昼食時はチケット売り場が閉まるんだね。
係員が交代で休憩を取るという考えはないようです。
(役所などでは昼休憩時に一度窓口が閉まるという事は聞いた事あったけど、まさか動物園もとは…笑)
…バスは諦めて、歩けるところまで行ってみようという結論に。
ヤマアラシだね。(見たことあるので興奮せず。)
ハイビスカスのような綺麗な花も咲いていました。
結局、歩き疲れたので結構手前で引き返しました。
すれ違った係員に声を掛けられる。
「おい!カメラ代は払ったのか!?」
すかさずレシートを提示したのでセーフ。
※入り口で支払わなかった場合、都度50ルピー取られる可能性大。
レシートを捨ててしまっても同様かと。
スマホで撮るのは0円だけど、カメラは50ルピー取られる謎。
半ズボンで来た夫は蚊に刺されまくる悲劇。
(デング熱流行してんのになんてことを・・・)
私は小虫の多さと園内を漂うアンモニア臭に耐えきれず
「もう帰ろう。」
インドの動物園はただのインド(ローカル)でした。
そして
帰り道、道路でラクダに遭遇し大興奮!
(なんというオチ…)